
利用例
在宅介護中のご家庭
Housekeeping while nursing care

今回は高齢のお母さまをご自宅で介護をされている女性の方から、お母さまの見守りを依頼したいとのご相談がありました。ここでは利用例から高齢者に対する家事代行・家政婦サービスや見守りサポートの利用方法、料金なども一緒にご紹介させていただきます。
「母親の介護をしていて出かけることもできない」女性からのご相談
高齢になられても施設への入居を拒み自宅での生活を望む方は大勢いらっしゃいます。住み慣れた家でいつまでも生活ができることは理想的ではありますが、現実的には制度の利用や理解ある周囲の協力などが必要不可欠になってきます。
今回ご相談をいただいた女性のお母さまはサービス付き高齢者住宅へ70代で入居したものの、足が悪くなったことで介護が必要となり、施設にはいられなくなりました。
お母さまの強い希望によって80代後半で自宅へ戻ることとなり、長女である女性はそれまで勤めていた会社を辞めて実家に引っ越し、介護をしながら暮らすようになりました。
介護生活が始まった当初は妹とも協力し合いお母さまの面倒をみていたといいます。アルバイトに行くこともできたり、買い物に出ることにも困らなかったようですが、介護が長引くにつれて先の見えない状況から争うことが多くなり妹は寄り付かなくなったといいます。

私は独り身の上、最近になって実家に帰ってきたので周りに協力してくれる人がいません。妹夫婦は近くにいますが、母の財産や年金を私が勝手に使っていると思い込み、寄りつかなくなりました。こちらではどんなサービスを提供してくれるのか教えてください。

お母さまには介護が必要とのことですのでヘルパーさんと同じようなお世話ができる有資格者スタッフが家事代行・家政婦としてお伺いします。お出かけのときは見守りを兼ねた留守番もできますので安心しておまかせください。
今回のポイント
在宅介護は周囲の理解や協力も必要
初めて介護をする場合、忘れがちなのが現在より介護度は進んでいくということです。今までできていたことが段々とできなくなっていく、突然、認知症の症状が現れるなど年齢とともに老いは必ず進んでいきます。介護をする方が中心となってご家族や医療関係者、ケアマネジャーなどと先のことまでよく話し合い、理解や協力を求めておくことが重要です。
協力者がいない場合はサービスを利用する
今回のケースのように、母一人、娘一人の生活でその上、協力者もいない場合は市町村などが設置している相談窓口に問い合わせてみるのもひとつの方法です。(サービスを受けるには費用がかかります)現実的で迅速なサービスが受けられない場合は、高齢者や在宅介護に対応できる家事代行・家政婦サービスを利用することも検討してください。
家事代行・家政婦サービスのできないこと
今回の利用例では、家事代行・家政婦サービスのできることを紹介するのではなく実施できないことを掲載した方が参考になるかと思います。高齢者向けのサービスでは状況に応じて有資格者スタッフがお伺いする場合もございますが、介護中心のサービスは行っておりません。留守中の見守りサポートに関しては診療や投薬など医療行為はお受けできません。普段行っている家事の範囲とお考えください。
在宅介護中の世帯向け
利用例
実例から利用方法をご紹介します
以下は今回の一例ですがそのほかの内容にも対応できます。お手伝いやサポートが必要なこと、困っていることはお気軽にご相談ください。
留守中の見守りを含む利用例
掃除機がけ |
トイレ掃除 |
やわらかい食事のご準備 |
体温計測の声掛け |
服薬時間の声掛け |
留守中の見守り |
買い物代行 |
在宅介護中の世帯向け
料金例
実例から利用料金をご紹介します
留守中の見守りサポートは付き添いサポート(付添婦)などと同じく家事代行・家政婦サービスの延長線上にあります。内容、料金ともに家事代行・家政婦サービスと同じですが、家事の代行は必要ないという方には見守りサポートのみ利用することもできます。
どのくらいの頻度でどの程度利用されるかを検討された上でスポットコース、定期コースのどちらかを選ぶといいでしょう。
初回は定期コースを利用される前のお試しとしてスポットコースで訪問させていただきましたので3時間7,000円(1時間あたり2,150円)となります。
定期コースを利用した場合は3時間(5,550円)です。最終的に女性が選択されたコース、利用時間の料金例はこちら
スポットコースと定期コースの違い
スポットコース
お伺いする日時を固定しないので必要な時に必要な分だけ依頼できます。
定期利用コース
あらかじめ決まった日時に同じスタッフがお伺いするコースです。
家事代行・家政婦サービスの料金をご紹介
定期コースとスポットコースの料金を比較してみます。それぞれメリットは違いますが「毎月1回は利用したい」という方は定期コースを選ぶと良いかもしれません。
スポットコースの料金
スポットコース | 利用料金 |
---|---|
1時間利用 | 2,750円/時間 |
2時間利用 | 2,450円/時間 |
3時間利用 | 2,150円/時間 |
3時間以上 | 2,150円/時間 |
- 1時間からでも利用できます。
- 固定した費用がかかりません。
- 交通費が無料になるクーポンもあります。
定期コースの料金
定期利用コース | 利用料金 |
---|---|
1時間利用 | 1,850円/時間 |
2時間利用 | 1,850円/時間 |
3時間利用 | 1,850円/時間 |
3時間以上 | 1,850円/時間 |
- お客さまのご要望に合ったプランを作成します。
- 同じスタッフがお伺いするので効率が良くなります。
- 定期利用中でも急なスポットの依頼にも対応します。
留守中に高齢者の見守りサポートを依頼した今回の料金例
前述のとおり高齢者の見守りは家事代行・家政婦サービスの延長サポートですので料金は変わりません。スポットコースまたは定期コースのどちらかを選んでいただきます。
今回は毎週月曜日に3時間の定期コースをお申込みいただきましたので利用料金例としてアンダーラインを引いておきます。資格者(ヘルパー1級)がお伺いする場合でも下表の料金は変わりません。
定期コース月額料金の目安
利用回数 | 月額料金 |
---|---|
月1回3時間 | 5,550円 |
週1回2時間 | 15,910円 |
週1回3時間 | 23,865円 |
週2回2時間 | 31,820円 |
週2回3時間 | 47,730円 |
週3回2時間 | 47,730円 |
週3回3時間 | 71,595円 |
- 1ヵ月を4.3週として計算しています。
- 請求書払いが利用できます。
- 交通費は別途必要です。(松山市/330円)
家事代行・家政婦サービス
とは、どんなサービス?
利用をお勧めする理由
高齢となり生活のサポートが必要となってもご自宅で暮らしたいと願う方は多くいらっしゃいます。
当然の想いであり理想的といえますが、生活を支えるご家族さまにも仕事や生活があり、それにも関わらず介護度が進むにつれて費やす時間も増え、場合によっては介護生活に疲れてしまう方もいます。
積極的に制度やサービス、サポートを利用して介護する側の負担も軽減していく必要があります。
また、今回ご相談いただいた女性のように周囲に協力者のいない二人だけの暮らしとなると、介護を一人で抱え込んでしまう傾向がありますので各相談窓口を利用したり、ケアマネジャーさん、ヘルパーさんなどに相談することも大切です。
また、1週間に1回でも月に1回でも、例え少しの間でもいいですからご自分の時間を持たれてリフレッシュすることもお勧めします。
ハウスワーク愛媛では、家事代行・家政婦サービスだけでなく今回の事例のように留守中に資格者が見守る(ヘルププラン)や庭の草刈りなど(スキルプラン)の専門性が高い内容にも自社で対応しています。
家事代行・家政婦サービスは決して高額なサービスではございませんのでヘルパーさんの足りない部分を補うような形で利用されてみてはいかがでしょうか。
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